7:30am・・・・今日の波/胸・曇り
約20年前に書かれた、岡本太朗さんの『自分の中に毒を持て』という本を読んだ。
岡本太朗さんといえば、大阪万博の『太陽の塔』で有名な画家。
この本では、いろんなすごい言葉が書かれていた。
その中で、共感した太朗さんの考え方があるので紹介します。
”本文より”
人はよく、『いまはまだ駄目だけれど、いずれ』という言葉を使う場合があります。
それを、太朗さんは絶対に言わないと思っていて。
”いずれ”なんていうやつに限って、現在の自分に責任を持っていないからだし、
そんなやつに、本当の将来はありっこないと・・・・。
人間が一番辛い思いをしているのは、”現在”なんだ。
やらなければならない、ベストをつくさねばならないのは、現在、この瞬間にある。
それを逃れるために、”いずれ”とか”懐古趣味”になるんだと。
そして、人生を真に貫こうとすれば、必ず、条件に挑まなければならない。
命をかけて運命と対決するのだ。そのとき、切実にぶつかるのは己自身だ。
己が最大の味方であり、又、敵なのであると。
この本を読んで、岡本太朗さんの生き方、考え方のすごさに驚き、共感し、
いろいろな教えをもらうことができました。
興味がある人は、青春文庫から出ています。
今の自分をちょっと変えてみたい方に、特にお薦めの本だと思います。
PS/いい本を読むと、なんか気持ちが明るくなります。