7:30am・・・・今日の波/クローズ・小雨
6年ほど前のベストセラー『チーズはどこへ消えた?』を再読。
この物語は、2匹のねずみと二人の小人が迷路の中に住み、
『チーズ』を探す、シンプルなお話。
『チーズ』とは、仕事、家族、財産、健康、精神的な安定・・・・などの象徴です。
『迷路』とは、会社、地域社会、家庭・・・・などの象徴です。
今回、久しぶりに読んで、物語の中ででてくるある質問が気になった。
『もし、恐怖がなかったら、何をするだろう?』
小人のホーが壁に書いた言葉の一つなんだけど、
人は生きていると、いろんな事を想像し、多くの不安を心の中に作りあげます。
でも、実際は、想像していたほどひどくはなく、人の心の中で生まれた恐怖
の方がひどい場合がおおい。
そう、ほとんどの人が心の中に作り上げた恐怖で、何もしないで、時間が
過ぎてしまうのだろう。
しかし、新しいチーズを見つけるには、従来どおりの考え方をしていては見つからない。
最大の障害は、自分自身の中にあると。
これって、少し前に読んだ、岡本太郎さんも同じ事を書いてあった。
なんか、偶然なのか、必然なのか。
『もし、恐怖がなかったら、何をするだろう?』
しばらく考えてみよう。