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刺しても痛くない注射針をつくった男とは
7:00am・・・今日の波/頭前後のチョッピー・曇り

東京、墨田区で従業員6人の町工場で代表社員を名乗る男、
岡野雅行(昭和8年生まれ)
彼の本、『学校の勉強だけではメシは食えない!』を読んだ。
(発行:こう書房)
小学校しか行かなかった男が、一流大学を出て大企業で働く人が
できない仕事をやって見せる。
仕事を依頼してくる会社がいくら大企業でも、その人間が気に入らなければ仕事を請けない。
人を見て仕事をすると岡野は言う。

鳥取に住んでから、たまに、地方は『刺激が少ないでしょ』とか、
『出会いがあまりないでしょ』などと言われることが増えた。
でもね、そんなことないんですよ。
鳥取に来てからのほうが、大阪にいた頃より、出合ういろんな方から刺激を受け、
勉強させてもらっていることのほうが多いと思うし。
仲良くなった友人や知人が増えた。

要は、いろいろなことに反応する感性を常に磨いているかどうかじゃないでしょうか。

岡野さんの本にも書いてありますが。
『刺激っていうのは、実はどこにも落ちている。要はそれに気づけるかどうかだ。
何事もボヤっーと見ていたら、何も吸収できないぞ』
本文より
だから、よく『地方より都会のほうが感性が磨かれるし、出会いがある』
なんていう人がいるけど、僕から言わせれば、『そんなの関係ねぇ』ですよ。
(ちょっともう古いか)
『そんなの関係グゥー』エドはるみだー!
いまいちでごめんなさい。

今、テルモが発売している、インシュリン用注射針『ナノパス33』は、
通称“刺しても痛くない注射針”と言われ、あるテレビ番組で、
今まで1万回以上、インシュリン注射を打ってきたという小学生に、
『全然痛くなかった、つくってくれた人、ありがとう』と言われたことが、
今まで生きてきて何より感激したと、岡野さんは本の中で書いています。

自分の人生にもっと挑戦して生きてみたい人、岡野さんの本、面白いです。
これからの生き方のヒントになる言葉がいっぱい詰まっています。
ぜひ読んでみてください。

一度、会ってみたくなる人だなぁ。岡野雅行さんに。
by cafe_delmar | 2008-06-15 07:20 | デルマー前:波情報